2. 日本と韓国「穀類(米・小麦)の自給率」を比較
日本の穀類の自給率は32.7%。内訳を見てみると、小麦15.7%、米93.5%となりました。
一方の韓国はというと、小麦0.4%、米91.2%で合計24.6%なので、日本の方が8.1%高いことが分かりました。
日本は米、いも類、野菜類、卵類は自給率80%超え。韓国も、いも類、野菜類、卵類の自給率が高くなっています。
3. 日本の食料自給率の推移と今後の目標
日本の食料自給率は、米の消費が減少する一方で、畜産物や油脂類の消費が増大する等の食生活の変化により、長期的には低下傾向が続いてきましたが、2000年代に入ってからは、横ばい傾向で推移。
政府は令和12年度までに、カロリーベース総合食料自給率を45%、生産額ベース総合食料自給率を75%に高める目標を掲げています。
また、飼料自給率と食料国産率についても併せて目標を設定しており、飼料自給率と食料国産率の双方の向上を図りながら、食料自給率の向上を図るとのこと。