4. 新NISA口座を開設するときのポイント3:ポイントが貯まるサービスを比較する

証券会社ごとで提供するお得なポイントサービスも確認しておきましょう。

ポイントサービスには「ポイントが貯まるサービス」と「ポイントが使えるサービス」の2つがあります。

「ポイントが貯まる」サービスには、「クレカ積立」「投資信託の保有」「株式売買などの取引」があります。

  • クレカ積立:投資信託を積立購入する場合、提携クレジットカードで決済するとポイントを還元するというものです。
  • 投資信託の保有:投資信託の保有額に対して、決められた期間ごとにポイントが付与されます。ポイント付与率は証券会社ごとに異なります。
  • 株式売買などの取引:国内外の株式などの取引でポイントが付与されます。

一方、「ポイントが使えるサービス」は、ポイントで「日本株や米国株を買う」「投資信託を買う」「購入手数料に充当」などができます。

しかし、ポイントは投資ではなく買い物などで利用することもできます。

ポイントが使えるサービスよりも、ポイントが貯まるサービス重視で検討した方がよいでしょう。

5. 新NISAを始める前にしっかり検討を

Martin Lauge Villadsen/shutterstock.com

新NISAが2024年1月から始まりました。

「どこで口座を開設しても一緒なのでは?」と思いながらもいろんな情報が目に入り、選択肢が広がれば広がるほど、結局どこに口座開設すればよいか分からなくなる…というのは誰でもありがちです。

その際は、取り扱う商品が多く、手数料が最も安い証券会社を選び、さらにご自身が最も利用するクレジットカードのポイント還元率が有利なもので、検討してみるとよいでしょう。

参考資料

舟本 美子