【番外編】香川県では「年明けうどん」を食べる家庭も

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「年明けうどん」とは、元旦から1月15日の間に食べるうどんのこと。讃岐うどんで知られる香川県発祥の新しい食文化で、2000年代に入ってから「年明けうどん普及委員会」が提唱し始めました。

年明けうどんではめでたい色の紅白をイメージし、白いうどんに赤い食べ物をトッピングしていただきます。赤い食べ物なら、梅干し、ニンジン、紅く色を付けた餡餅など何を入れても構わないのだとか。

当初は認知度が低かった年明けうどんですが、株式会社くふうカンパニーの調査では香川県在住者の82.8%が知っており、41.4%が「食べる」と回答。全国の認知度は32.1%で、10.9%の人が「食べる」と回答しています。

うどんの麺は太くて長い見た目をしていることから、長寿を願う縁起物として食べられてきました。2024年からは、年始の新しい食習慣「年明けうどん」を作ってみるのも良いかもしれませんね。

年越しそばの具材、あなたは何をトッピングする?

福井県では大根おろし、北海道や京都府ではニシンなど、年越しそばにトッピングする具材は地域によりさまざまであることが分かりました。あなたの家庭では、年越しそばに何をトッピングしていますか?

年越しそばは、長寿や幸せを願う縁起物。食べるタイミングは年が変わる前に食べ終わりさえすれば自由なので、思い思いの時間にいただいてみましょう。

近年は、「年明けうどん」という新しい習慣も登場しています。蕎麦やうどんを食べて、新しい年を迎えてみてくださいね。

参考資料

成瀬 亜希子