3. 高く売れやすいこけしの特徴
高く売れやすいこけしとは、やはり骨董品と同じように希少性があるものです。
3.1 戦前のこけし
戦前のこけしが高く売れやすく、「第一次こけしブーム」期以前に作られたものが対象です。
「第二次こけしブーム」でも、古作こけしは高額で取引されることがあります。今でも人気があるからです。
3.2 有名作家のこけし
美術品や人形などは、だれが作ったかが重要です。そこで、有名作家を何人かご紹介します。
- 大沼岩蔵(1876年~1950年)鳴子系
- 盛秀太郎(1895年~1986年)津軽系
- 佐久間俊雄(1948年~2002年)土湯系
- 佐藤文吉(1922年~2008年)肘折系
- 阿部平四郎(1929年~2013年)木地山系
美しい姿のこけしは非常に高価であり、古いものでは、その衣装すら価値を持つことも。知った後に実家のこけしを見ると、見方が変わってくるかもしれませんね。
参考資料
青木 絵莉華
執筆者
1996年生まれ。昭和女子大学卒業。検索技術者検定3級、栄養士、中学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(書道)、司書、司書教諭、NEALリーダー、SNSマーケティング検定、古物査定士資格を所有。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。古物査定士、検索技術者検定3級、司書、司書教諭、SNSマーケティング検定資格所有。大学卒業後はフリーランスとして、株式会社マーケットエンタープライズ「高く売れるドットコム」、「おいくら」においてポケモンカードや遊戯王カードなどのトレーディングカード記事や時計、トヨタ車・日産車・スバル車などの車記事を執筆やディレクションするほか、着物や骨董品の専門買取店等で買取記事を執筆など。株式会社鈴甲子においては、HPや商品紹介文作成、五月人形分野で内閣総理大臣特別賞を受賞・経済産業大臣指定伝統工芸士として認定されている「鈴甲子雄山」のブログや一次産業・二次産業(BtoB)に従事する職人など、職人の知識を言語化・記事。コラムは、株式会社小学館「Suit-woman」や株式会社アシロ「MISYU」など。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。