2. 老後対策で早めに確認したい「厚生年金と国民年金」はどう違うのか
働き方などによって加入する年金は異なるものですが、公的年金について一度おさらいをしましょう。
日本の年金制度は国民年金と厚生年金の2階建てとなっています。
2.1 国民年金(1階部分)
- 加入対象:原則、日本に住む20歳から60歳未満の方
- 保険料:一律(年度ごとに見直しが行われる)
- 年金額:満額79万5000円(※令和5年度の年額)✕調整率(480カ月に未納期間がある場合は減額)
2.2 厚生年金(2階部分)
- 加入対象:主に会社員、公務員など
- 保険料:収入に応じた保険料を支払う(上限あり)
- 年金額:加入期間や納付保険料により決定(国民年金に上乗せで支給)
上記のような違いがあるため、年金額は個人差が大きくなります。
また、老齢年金額は毎年度改定されます。
2023年度は物価高もあり、前年度に比べて67歳以下で2.2%、68歳以上で1.9%の増額となりました。
著者
法政大学大学院終了後、SMBC日興証券に入社。富裕層顧客から未上場法人、またはたらく世代を中心とした資産運用初心者など含め、延べ1000人以上の資産運用アドバイスに従事。現在はIFAとして、個人向けの資産運用アドバイス業務を行う。わかりやすい説明に定評があり、幅広い年齢層の顧客から支持を集める。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)