5. 住居に関する福利厚生

Inna Dodor/shutterstock.com

社会人デビューのタイミングで一人暮らしを意識している方も多いのではないでしょうか。一人暮らしとなると家賃に加え初期費用もかかり、心配ごとも増えますよね。

企業が住宅に関する福利厚生を用意していることがあります。ここでは用語の意味をチェックしていきましょう。

5.1 住居手当

住宅手当は家賃補助とも呼ばれます。従業員の住宅にかかる費用を企業が補助する制度です。企業ごとに上限価格や住宅の場所などの条件が決められているためチェックが必要です。

5.2 社員寮

企業が所有または借りている建物に住むことを社員寮といいます。食事付きや家具付きなどのサービス付きのものもあります。

寮費はかかりますが、自分で物件を借りるよりも安くなるケースが多いため 、特に若いうちは一つの選択肢として検討しておくといいかもしれません。

5.3 借り上げ社宅

従業員に代わって勤務先が賃貸物件の契約をおこなってくれる制度です。

従業員は定められた賃料を勤務先に支払う必要があります。

6. 採用情報「わかったつもり」は要注意

採用情報には紛らわしい用語がたくさん。採用情報を「わかったつもり」になっていると、就職後の自分が苦しむことにつながるかもしれません。

残業や福利厚生などは就活生として気になるところだと思います。ただし、採用担当者に質問する際は「福利厚生だけ」に興味がある人と思われないように質問のタイミングや仕方に注意しましょう。

企業のHPで情報が不十分と感じる場合は「求人票」や「OB・OGに確認」。内定後は「雇用契約書の書面」を必ず慎重にチェックしましょう。

就職活動では初めての情報が多く混乱しますよね、今回の記事が今奮闘しているみなさんの知識の整理に役立つと幸いです。

LIMO・U23編集部