2. 勤務時間に関する考え方

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「長時間労働で疲弊するのはイヤだ」や、「朝から働ける自信ない」など、大学生の時間感覚で生きていると社会人になるハードルが高いように思うのではないでしょうか。

勤務時間の基本を押さえ、譲れない条件を明確にしておくことも就活の軸を決めるのに有効かもしれません。

2.1 固定時間制

勤務時間で最も一般的なものが「固定時間制」ですね。固定時間制とは1日の始業時間と就業時間が定められているものです。

「9:00〜18:00(休憩60分)」などと具体的な時間が記載されているケースが多く、記載された時間に加え別途、時間外労働(残業)が発生するケースもあります。

2.2 フレックスタイム制

フレックスタイム制は勤務時間がある程度自由に選べる制度です。

1カ月以内の一定労働時間を定めてその範囲内で始業時間と就業時間を自分で定める方式で、「コアタイム」として必ず勤務すべき時間が定められていることがあります。

  • 8:00〜22:00(コアタイム11:00〜15:00)
  • 標準労働時間7.5時間/1日

と定められている場合

8:00~16:30、10:00~18:30 (休憩1時間含む)などと設定することができます。