年明け2月ごろから「25卒」の就職活動は本格化していきます。みなさん準備は進んでいますか?

就活をしているとナビサイトやキャリアセンター、SNSなど企業の採用情報を目にする機会がたくさん増えます。今まで学生として過ごしていたなかで初めての企業選び、どこを気にすればいいのか難しいですよね。

実際に24卒として就活をしていた私も、採用情報を見れば見るほど違いがわからなくなり、まぎらわしい用語の数々に焦っていました。

そこで今回は、企業選びの第一歩として採用情報でよく使われる用語をご紹介します。

採用情報で使われる用語はまぎらわしい用語が多く、わかったつもりであやふやにしてしまうと、入社後「思っていた条件とちがう」「ブラック企業かも」とミスマッチにつながる可能性も。

そのためこの機会にまぎらわしい用語をチェックして、企業選びの物差しにお役立てください。

1. 業種と職種のちがい

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さっそくですが、業種と職種のちがいを説明できますか?

  • 業種:金融業、不動産業、IT業、メーカーなど、企業が行なっている事業や企業が属している業界を指す
  • 職種:営業職、事務職、研究職など個人が企業の中で担当する業務を表す

就活でよくきく、「総合職」や「一般職」は一般的に職掌と呼ばれ、職種とは異なります。

「総合職」は企業の中核となり、将来の幹部候補として期待される枠のこと。「一般職」は総合職のサポート業務が中心となり仕事の範囲が限定されていることが大きな違いです。

また職種が同じ営業職でも、業界や企業によっては業務の範囲が異なります。

業種や職種で仕事の種類をイメージするとともに、会社説明会やインターンなど現場社員と実際に関わる機会を通じて、自分の働く姿をイメージできるようになれば、ミスマッチも防げるのではないでしょうか。