年明け2月ごろから「25卒」の就職活動は本格化していきます。みなさん準備は進んでいますか?

就活をしているとナビサイトやキャリアセンター、SNSなど企業の採用情報を目にする機会がたくさん増えます。今まで学生として過ごしていたなかで初めての企業選び、どこを気にすればいいのか難しいですよね。

実際に24卒として就活をしていた私も、採用情報を見れば見るほど違いがわからなくなり、まぎらわしい用語の数々に焦っていました。

そこで今回は、企業選びの第一歩として採用情報でよく使われる用語をご紹介します。

採用情報で使われる用語はまぎらわしい用語が多く、わかったつもりであやふやにしてしまうと、入社後「思っていた条件とちがう」「ブラック企業かも」とミスマッチにつながる可能性も。

そのためこの機会にまぎらわしい用語をチェックして、企業選びの物差しにお役立てください。

1. 業種と職種のちがい

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metamorworks/shutterstock.com

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さっそくですが、業種と職種のちがいを説明できますか?

  • 業種:金融業、不動産業、IT業、メーカーなど、企業が行なっている事業や企業が属している業界を指す
  • 職種:営業職、事務職、研究職など個人が企業の中で担当する業務を表す

就活でよくきく、「総合職」や「一般職」は一般的に職掌と呼ばれ、職種とは異なります。

「総合職」は企業の中核となり、将来の幹部候補として期待される枠のこと。「一般職」は総合職のサポート業務が中心となり仕事の範囲が限定されていることが大きな違いです。

また職種が同じ営業職でも、業界や企業によっては業務の範囲が異なります。

業種や職種で仕事の種類をイメージするとともに、会社説明会やインターンなど現場社員と実際に関わる機会を通じて、自分の働く姿をイメージできるようになれば、ミスマッチも防げるのではないでしょうか。

2. 勤務時間に関する考え方

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Rammy_Rammy/shutterstock.com

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「長時間労働で疲弊するのはイヤだ」や、「朝から働ける自信ない」など、大学生の時間感覚で生きていると社会人になるハードルが高いように思うのではないでしょうか。

勤務時間の基本を押さえ、譲れない条件を明確にしておくことも就活の軸を決めるのに有効かもしれません。

2.1 固定時間制

勤務時間で最も一般的なものが「固定時間制」ですね。固定時間制とは1日の始業時間と就業時間が定められているものです。

「9:00〜18:00(休憩60分)」などと具体的な時間が記載されているケースが多く、記載された時間に加え別途、時間外労働(残業)が発生するケースもあります。

2.2 フレックスタイム制

フレックスタイム制は勤務時間がある程度自由に選べる制度です。

1カ月以内の一定労働時間を定めてその範囲内で始業時間と就業時間を自分で定める方式で、「コアタイム」として必ず勤務すべき時間が定められていることがあります。

  • 8:00〜22:00(コアタイム11:00〜15:00)
  • 標準労働時間7.5時間/1日

と定められている場合

8:00~16:30、10:00~18:30 (休憩1時間含む)などと設定することができます。

3. 給与制度

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Jirsak/shutterstock.com

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3.1 固定残業代(みなし残業代)

勤務時間は給料を決める際に重要なので注意が必要です。特に注意して欲しいのが「固定残業代」です。

固定残業代は「みなし残業」とも呼ばれています。

「基本給+月20時間の固定残業代」と定められている場合、基本給に加え、月20時間分の残業代が定額支給されるということです。

この制度では、実際の残業時間が20時間以下場合でも、20時間分の残業代がもらえます。時間内に仕事を終わらせるという自身の意識づけにもつながると期待されている制度です。

みなし残業時間を超過したり、休日出勤・深夜出勤を行った場合には、企業は別途残業代を支払うことが義務付けられています。勤務時間と給料の関係性は自分の身を守るためにも覚えておきましょう。

基本給の金額はボーナス額などにも関わってくる大切な項目。基本給と固定残業代(時間と値段)の内訳をしっかりと確認するようにしましょう。

3.2 みなし労働時間

みなし残業と似た言葉に「みなし労働時間」という言葉があります。

みなし労働時間は、仕事が終わると、実際に働いた時間に関係なくあらかじめ取り決められた労働時間働いたとみなされ給料が支払われます。

みなし労働時間は対象の業種が限られており、時間が測りにくい営業職や研究職で用いられることが多い制度です。

4. 「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いを知っていますか?

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Ka Iki/shutterstock.com

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休日の頻度をしめす「完全週休2日制」と「週休2日制」という言葉があります。似たような言葉ですが、意味は全くちがうので注意が必要です。

4.1 完全週休2日制

完全週休2日制は、年間を通して1週間のうちかならず2日休みがあるという制度です。

カレンダー通りに土日休みの企業が多いですが、業種によっては平日2日間休みという場合もあります。

4.2 週休2日制

週休2日制は、ひと月のうち最低1週間は2日間休みがあるという制度です。

ひと月のうち週2日休めるのは1週だけで、ほかの3週は週休1日と言う可能性も。

「週休2日制」でもまとめて連続休をとれるような制度にしている企業もあります。採用情報で「週休2日制」と書かれている場合は、具体的に何日休めるのか、年間休日数も確認しましょう。

祝日や年間休日数、有給休暇の消化率などは企業によって異なるものも多いため、後の自分のためにもチェックしておきましょう。

5. 住居に関する福利厚生

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Inna Dodor/shutterstock.com

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社会人デビューのタイミングで一人暮らしを意識している方も多いのではないでしょうか。一人暮らしとなると家賃に加え初期費用もかかり、心配ごとも増えますよね。

企業が住宅に関する福利厚生を用意していることがあります。ここでは用語の意味をチェックしていきましょう。

5.1 住居手当

住宅手当は家賃補助とも呼ばれます。従業員の住宅にかかる費用を企業が補助する制度です。企業ごとに上限価格や住宅の場所などの条件が決められているためチェックが必要です。

5.2 社員寮

企業が所有または借りている建物に住むことを社員寮といいます。食事付きや家具付きなどのサービス付きのものもあります。

寮費はかかりますが、自分で物件を借りるよりも安くなるケースが多いため 、特に若いうちは一つの選択肢として検討しておくといいかもしれません。

5.3 借り上げ社宅

従業員に代わって勤務先が賃貸物件の契約をおこなってくれる制度です。

従業員は定められた賃料を勤務先に支払う必要があります。

6. 採用情報「わかったつもり」は要注意

採用情報には紛らわしい用語がたくさん。採用情報を「わかったつもり」になっていると、就職後の自分が苦しむことにつながるかもしれません。

残業や福利厚生などは就活生として気になるところだと思います。ただし、採用担当者に質問する際は「福利厚生だけ」に興味がある人と思われないように質問のタイミングや仕方に注意しましょう。

企業のHPで情報が不十分と感じる場合は「求人票」や「OB・OGに確認」。内定後は「雇用契約書の書面」を必ず慎重にチェックしましょう。

就職活動では初めての情報が多く混乱しますよね、今回の記事が今奮闘しているみなさんの知識の整理に役立つと幸いです。

LIMO・U23編集部