2023年も残りわずか。クリスマスプレゼントや福袋など、年末年始は何かとお買い物が増える時期ですね。
デジタルネイティブといわれるZ世代は買い物をするとき、どんな方法で情報収集をしているのでしょうか。
今回は調査結果をもとにZ世代の消費行動と情報源について、現役大学生たちで構成されるLIMO・U23編集部員たちの声も交えながら考えていきます。タイパを重視するといわれるZ世代の「意外な傾向」も見えてきそうですよ。
1. 【Z世代】買い物前はSNSでじっくり検討
テテマーチ株式会社が2023年10月に公表した「Z世代の消費に対する意識調査」によると、Z世代がモノやサービス購入・利用するときに情報源としているものは以下の通り。
- SNS:62%
- テレビ番組・CM:43%
- Web検索:39%
- 知人や友人からの口コミ:23%
スマートフォンがあればいつでもどこでも気軽に情報収集できる時代。Z世代はSNSを駆使してトレンドやお得情報をキャッチしていることがうかがえます。
一方、テレビ番組・CM、Web検索、企業やブランド・商品の公式ホームページなど、「SNS以外の情報源」は、Y世代・X世代よりも低い結果に。
また同調査では、Z世代は他の世代よりも商品選びに時間をかける傾向があると指摘。話題の商品やサービスの口コミを、SNSで気軽に、そしてじっくりリサーチしている様子が垣間見えます。
2. 【Z世代】情報源のトップはInstagram
さまざまなSNSを駆使して情報収集を行うZ世代。同調査によると、Z世代がモノやサービスの購入・利用を検討する場合に最も参考にするSNSは以下の通りです。
- Instagram:42%
- YouTube:38%
- X(旧Twitter):36%
- TikTok:16%
SNSの中でも、Instagramを使っているという回答がトップに。また、TikTokを活用した情報収集を行う人は
3. 【Z世代】ぼくたちがSNSを情報源にする理由
買い物におけるSNS活用が多くなっている理由や、同年代の学生の買い物事情について、LIMO・U23編集部では以下のような意見が挙がりました。
- 店頭に見に行って買うものがなかった場合、時間の無駄になる
- 実際に購入した人の感想が聞けるから、まずはSNSの情報を頼りにしている
また、SNSで情報収集をした後に、ネットショッピングで購入するという意見が多く挙がりました。
SNSやネットに商品の大きさや機能、口コミなどの情報が豊富にあることで、店頭に足を運ぶ必要性がなくなってきているようです。
使用感や機能など細かな情報が必要になる購入品に関しても、口コミでの評価の幅が広いことから、それらを参考にネットで買い物をしている方が見受けられました。