老後資金を考えるとき、みなさんどこから考え始めますか?

人生100年時代においては、老後生活に必要な資金も定めがたいもの。

老後資金準備のまず1歩として行いたいのが「年金額」の確認でしょう。

今回は現代の50歳代へのアンケートをもとに、年金受給額についてもみていきます。

1. 50歳代「年金受給予定額は把握していません」が多数に

Ueda Keisho Corp.が50代の男女2000人に対し、年金制度への理解などを探るためアンケート調査を行いました(2023年12月11日公表)。

同調査によれば、自分が将来受け取る公的年金のおおよその金額を把握している方は42%。

約6割のかたは把握していないことがわかりました。

20歳以上60歳未満の方が原則加入する「国民年金」と、それに上乗せして会社員や公務員などが加入する「厚生年金」。

毎月年金保険料は支払っているものの、将来の受給予定額までは確認していない方も多いようです。