「ウチの親の年金が少ないんですが理由は何ですか?」年金の不整合記録問題とは
今日は今年最後の年金支給日!
mapo_japan/shutterstock.com
「老後生活をスタートさせたら、年金で悠々自適な生活を送る」という理想を描いている人も多いのではないでしょうか。
しかし実際は年金だけで生活していくのは難しくなっており、厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」では、100%年金だけで生活している人は、全体の44%と半数にも満たない結果となっています。
半数以上も年金だけで生活していけていない現状から、なかには子ども側が「ウチの親の年金が少ない」と不安に思っているケースもあります。
ではなぜ、年金受給額が少ない人と多い人とで格差が生じるのでしょうか。
本記事では、年金が少ない人の理由や可能性の高い【年金の不整合記録問題】について詳しく解説していきます。
現在の国民年金と厚生年金の平均受給額についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。
1. 受け取れる老齢年金の受給額が少ない4つの理由
老後に受け取れる年金は、全ての人が同じ額をもらえるわけでなく、人によって受給額が変わります。
たとえば年金月額が5万円の人もいれば、30万円以上もらえる人も存在します。
本章では、受け取れる老齢年金の受給額が少ない4つの理由について詳しく解説していきます。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)