2023年11月29日、株式会社出前館の有価証券報告書-第24期(2022/09/01-2023/08/31)-が提出されました。
本記事ではサマリーをお伝えします。
※記事内では営業収益や経常収益など売上に相当する用語を「売上」として統一しています。その他の用語についても同様です。
※出所:EDINET閲覧(提出)サイト(https://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/WEEK0010.aspx)
1. 会社情報
最新の有価証券報告書にもとづく株式会社出前館の基本情報および事業内容は以下の通りです。
1.1 基本情報
- 会社名:株式会社出前館
- 住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27番5号
- 従業員数:377人
1.2 事業内容
3 【事業の内容】当社グループは、当社及び子会社である株式会社出前館コミュニケーションズにて構成されております。当社グループはデリバリー専門サイト・アプリの運営を主たる事業(出前館事業)として運営しております。(略)
出所:EDINET閲覧(提出)サイトより抜粋
2. 資産状況と成績推移
続いて株式会社出前館の資産状況や成績等の推移を確認しましょう。
2.1 資産状況
- 総資産:547億4600万円
- 純資産:423億4000万円
- 負債:124億600万円
- 自己資本比率:77.3%
- 株主資本:423億300万円
- 大株主所有割合:75.43%
- BPS(一株当たり純資産):320.16円
2.2 売上・経常利益推移
売上は前年比+41億200万円となる514億1600万円、本業の儲けを示す営業利益は前年比+241億8300万円となる▲122億5900万円です。
また、経常利益は前年比+244億7300万円となる▲121億2200万円でした。
<売上推移(5年間)>
- ~2023年8月:514億1600万円
- ~2022年8月:473億1400万円
- ~2021年8月:289億5400万円
- ~2020年8月:103億1500万円
- ~2019年8月:66億6600万円
<経常利益推移(5年間)>
- ~2023年8月:▲121億2200万円
- ~2022年8月:▲365億9500万円
- ~2021年8月:▲191億4800万円
- ~2020年8月:▲29億8400万円
- ~2019年8月:▲700万円
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出所:LIMO編集部
2.3 キャッシュフロー推移
営業活動による現金の収支を示す営業キャッシュ・フローは前年比+276億9600万円となる▲122億9000万円。
投資活動にともなうキャッシュの収支を示す投資キャッシュフローは前年比▲1億1400万円の▲6400万円でした。
また、財務キャッシュフローは前年比▲830億100万円となる0円です。
<営業キャッシュ・フローの推移(5年間)>
- ~2023年8月:▲122億9000万円
- ~2022年8月:▲399億8600万円
- ~2021年8月:▲164億1900万円
- ~2020年8月:▲14億9800万円
- ~2019年8月:9800万円
<投資キャッシュ・フローの推移(5年間)>
- ~2023年8月:▲6400万円
- ~2022年8月:5000万円
- ~2021年8月:▲23億4600万円
- ~2020年8月:▲4億4900万円
- ~2019年8月:▲5億100万円
<財務キャッシュ・フローの推移(5年間)>
- ~2023年8月:0円
- ~2022年8月:830億100万円
- ~2021年8月:▲300万円
- ~2020年8月:287億2800万円
- ~2019年8月:▲3億3800万円
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出所:LIMO編集部
2.4 EPS・ROEの推移
1株あたりの利益額を示すEPSは▲92円(端数切り捨て)。
株主資本に対する純利益の割合を示すROE(自己資本利益率)は▲25.2%です。
EPSは企業の収益力、ROEは経営効率を図る指標として活用できます。
<EPSの推移(5年間)>
- ~2023年8月:▲92円
- ~2022年8月:▲284円
- ~2021年8月:▲265円
- ~2020年8月:▲75円
- ~2019年8月:▲2円
※端数切り捨て
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出所:LIMO編集部
<ROEの推移(5年間)>
- ~2023年8月:▲25.2%
- ~2022年8月:▲119.2%
- ~2021年8月:▲125.1%
- ~2020年8月:▲26.7%
- ~2019年8月:▲3.4%
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出所:LIMO編集部
3. まとめ
本記事では株式会社出前館の資産状況や成績を振り返りました。
続くインフレや社会制度の変化を受けて投資に興味を持っている方も多いでしょう。
投資は証券口座を開設することから始まります。
企業の株を保有すれば株価の値上がりによるキャピタルゲインや配当、株主優待による企業からのプレゼントも期待できます。
投資をする際には長期保有を前提とした着実な資産形成を目指しましょう。
短期的に大きなリターンは期待できませんが、複利効果を活かすことで資産を指数関数的に増やすことができます。
投資には、中長期的に行っていくことで、投資資金を運用して得られた利益が更に運用されて増えていく「複利」の効果があります。
出所:金融庁「投資の基本 複利効果」
参考資料
久保田 雅大