3. クリスマスツリーだけじゃない!伝統的なイタリアのオーナメント「プレゼーペ」
イタリアでは、1223年から「プレゼーペ」と呼ばれる人形の模型が、クリスマスの飾りとして愛されてきました。字が読めない庶民のために、聖フランチェスコがイエス生誕の様子を人形にしたのが最初といわれています。
イタリア各地には、現在もプレゼーペを作る工房がたくさん残っています。多くの町で開催されるクリスマスマーケットでも購入が可能。
職人の手になるプレゼーペは非常に高額です。建物の模型は200ユーロ以上することが珍しくなく、人形やパーツも5ユーロから50ユーロするものもあります。
イタリアでは現在も、クリスマスツリーと一緒にプレゼーペを飾る家庭がたくさんあります。
高額であるため、毎年少しずつ買い足していく楽しみもあります。