3.1 長期投資による主な資産の価格推移
下の図表を見るとわかるように、資産によって値動きが異なるので、投資対象とする資産によってはさらに高い成果を得られる可能性もあるでしょう。
また、金融庁の資料によると、投資期間が20年以上であれば、収益率が2~8%に収れんするとされています。
これらのデータはあくまでも過去の値動きを基にしたものであり、将来の運用結果を確約するものではありません。しかし、年利3%以上は実現不可能な数字ではないことがおわかりになったのではないでしょうか。
4. 将来に向けて新NISAの利用を検討してみては
老後2000万円問題や昨今の物価高など、将来への不安は募るばかり。ゆとりある老後生活を送るためにも、将来に向けて少しずつ準備を始めなければなりません。
依然として低金利下にある今、銀行預金ではまとまった利息を受け取れないので、投資によって運用益を狙うことも考える必要があるでしょう。
今回解説したように、投資初心者でもリスクを抑えて新NISAを始めることができます。
新NISAで積立投資をするのとしないのとでは将来大きな差が付く可能性もあるので、少額からでも始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
加藤 聖人