NISAの利用目的について、多くの方が「老後の生活資金づくり」をあげています。

2024年から始まる新NISAでは非課税期間が恒久化されるため、長期投資となる老後の資産形成に適した制度となります。

今回は年代別のNISAの利用目的を整理した上で、よくある資産運用の目的についてまとめました。

この記事を参考に、自分なりの投資目的を明確にしましょう。

1. NISAの開設目的は「老後の生活資金づくり」が60%

日本証券業協会では、2023年10月に「個人投資家の証券投資に関する意識調査」をインターネットを通じて実施しました。

そのなかで、一般NISA・つみたてNISAの利用目的を調査したところ、全体では59.7%が「老後の生活資金つくり」を主な利用目的として回答しています(【図表1】参照)。

2番目以降の目的に着目すると、「生活費」「旅行やレジャーの資金づくり」の割合も相応に高いという結果です。

年代別の傾向を、さらに詳しくみていきましょう。