年末年始に考えたい「お金」のまとめ
ここまで「年収1000万円超」の方達にスポットをあて、貯蓄額や共働きの有無などを紹介しました。
実際に年収1000万円超を達成している方達は全体の5.4%と、ハードルが高いことがわかります。
一方で世帯収入として見れば場合は全体の12.6%まで上がるため、世帯で考える方がハードルは下がります。
共働きを巡っては、国もパートやアルバイトの収入が増えるよう「年収の壁・支援強化パッケージ」の取り組みを決めています。
年収を増やすことは難しいですが、これまで以上に世帯で増やす傾向が増えるでしょう。
長い老後や、相次ぐ物価高などを受けお金に関する意識は高まっています。将来のお金に困らないよう、個人でも世帯でもしっかりと考えていきましょう。
参考資料
- 国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」
- 国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」
- 厚生労働省「2022年 国民生活基礎調査の概況II 各種世帯の所得等の状況」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年平均結果-(二人以上の世帯)」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年以降)」
- 厚生労働省「年収の壁・支援強化パッケージ」
徳原 龍裕