2. 流行語が本当にはやっているのか調査

「SNS流行語大賞2023」をもとに株式会社RECCOOは、ノミネートされた流行語の中で「実際に流行っていた」と思うワードに投票する形式で、「流行語が本当に流行っているのか」現役大学生へ200人へアンケート調査を行いました。

2.1 大学生間での流行語ベスト5結果

「大学生の間での流行語ベスト5」の結果は、大学生らで構成するLIMO・U23編集部の知っているものばかりでした。流行語の話題に参加した7名の結果も、おおむねU23編集部で知っている人の割合と一致していました。

第1位:なぁぜなぁぜ (5票)

皮肉を込めて、自分に対して疑問や不満を言う際に使う言葉。「おかしに手を出しちゃいけないとわかっているのに、きづくとなくなっているの。なぁぜなぁぜ」といった感じで使います。

第2位:蛙化現象 (7票)

好きだった相手に好意を持たれた瞬間、嫌悪感を抱いてしまうというもの。Z世代の恋愛観としてテレビなどのメディアでも取り上げられることが多く、有名な言葉になりました。

第3位:ひき肉です (5票)

「ひき肉です」は、チャンネル登録者数150万人越えの中学生6人組YouTuberの「ちょんまげ小僧」のメンバー「ひき肉」による挨拶。

ポーズが真似しやすく、流行りさらにスポーツ選手が真似したことで幅広い世代の人に親しまれるきっかけにもなりました。

第4位:かわちい(2票)

服装のコーディネートをテーマにした動画などを配信するクリエイターのSleepy boyさんが使用し、認知度が高まりました。

幅を紹介する動画やツイート(ポスト)などで使用されている印象のワードです。

第5位:スイカゲーム (4票)

Nintendo Switchで200万ダウンロードを達成したスイカゲーム。フルーツ同士をくっつけて少しずつ大きなフルーツにしていくというシンプルでゆる可愛いゲームです。

芸能人やYouTuberがゲーム実況を配信し話題を呼びました。なかなか最大サイズのスイカにするのが難しく、「スイカにできたの何日目!?」といった話で盛り上がることもあります。

2.2 LIMO・U23編集部的にはどう?

Nuthawut Somsuk/istock.com

LIMO・U23編集部の現役大学生7名にノミネートランキングから知っている用語を答えてもらったところ、TOP5以外に入った言葉でランキングをつけてみると以下のようになりました。

第1位:Twitterの鳥 (5票)

2023年7月24日TwitterからXに名前が変更されたことから、ロゴマークとして親しまれた「青い鳥」も黒背景に白文字で書かれた「X」というアルファベットの文字に変わりました。

Twitterという名前が変わることじたい衝撃でしたが、アプリのアイコンとして毎日見てきた「青い鳥」までいなくなるとは……と驚きと寂しさで話題になったワードで印象を覚える人も多かったようです。

第2位:サイゼリヤ警察 (4票)

サイゼリアではなく「サイゼリヤ」と誤った呼び方を3年5ヶ月指摘し続けた「サイゼリヤ警察」。サイゼリアの創業者がテレビで「サイゼリヤでもサイゼリアでもどっちでもいい」と発言したことを知り、活動辞退を表明。

注目されているアカウントであったことからTwitter界隈に衝撃が走りました。

第3位:カタイアイス (3票)

新幹線の車内ワゴン販売が中止され、「あの硬さとはもうお別れか」と話題になったカタイアイス。LIMO・U23編集部からも夏の思い出のカタさだったので残念だったとの声が上がっていました。

現在は駅の売店や自販機で売っているそうですが、同じ硬さにはならないそうです。