お金を貯めて念願の車を手に入れたらハズレだった…

Paceman/shutterstock.com ※写真はイメージです

――ユウキさんが今までの人生で、後悔した買い物は「30歳代のときに610万円で購入したホンダのスポーツカーNSX 6.」とのことですが、後悔の内容と、購入経緯を教えてください。

ユウキさん:

お金を貯めて晴れて念願の車を手に入れたら、それがハズレだった…という後悔です。

私はもともと車が大好きで、週末になれば中古車店を見て回っており、中古車店で働いている友人もいました。

私が購入したNSX6.は人気のあるスポーツカーで、新車は到底買えない価格です。

ただ、私にとってどうしても欲しい車だったので「600~700万円」ぐらいの予算で買える中古車を探していた矢先、オークションで「これは!」というのを見つけることができました。

お金も貯まっていたので、すぐに友人に

  • オークション代理費用、名義変更等の手続き、運送料すべて込みで30万円を支払う。
  • 買った後のフォローはなし。

という条件で、代理で手続きをしてもらいました。

中古車販売店では、中古車を購入した場合の諸費用の相場は車両本体価格の10~20%。

私が購入した610万円のNSX6.であれば「61~122万円」かかります。

欲しい車だったけど、少しでも安くしたいという気持ちもあり、中古車販売店を利用しませんでした。

NSX6.を購入して1か月以内にエンジンに不調!原因は「タイミングベルトの交換不備」

umaruchan4678/shutterstock.com

――念願の車が安く手に入り、さらに、購入諸費用も「約30~90万円」も節約できた!
購入段階では「成功」のような気がしますが、それがハズレだったんですか?

ユウキさん:

そうなんですよ。

車を購入して1か月以内にエンジンが不調になり、すぐに修理に持って行きました。

実は、なんだか嫌な予感がしていたんですが「メーターに改ざん」があったことが発覚しました。

――メーターの改ざんとエンジンの不調はどう結びつくのですか?

ユウキさん:

エンジンの不調は、タイミングベルトの交換不備が原因で起こったものでした。

タイミングベルトとは、エンジンを適切に動かすために調整するベルトです。

ゴム製品なので、「総走行距離9~10万km」ぐらいで通常は交換します。

メーターの走行距離は、当初6万km程度だったため、状態がいいと判断して購入しましたが、どうも「メーターの巻き戻し」をされていたようです。

慌てて車検証を確認したら記載は「11万km」。がっかりしました。

後から知りましたが、メーターの改ざんによるトラブルは珍しくないみたいです。

他にも、ラジエーターが故障した等の修理がチラホラありました。

こちらはそう大きな修繕費にならなかったので助かりましたが、手に入れたときの喜びがあった直後の、メーターの巻き戻しが発覚しただけに、落胆は相当でした。

苦い記憶です。

――買った直後のトラブル、がっかりしますよね。そうならないためには、どうすれば良かったんでしょうか?

ユウキさん:

多少高くとも、ちゃんと中古車店から購入しておけばよかったと思います。

今回のようにオークション代理等を個人にお願いするのではなく、お店に依頼しておくべきでした。

そうすればちゃんと補償も受けられたと思うので。