3.4 90歳以上「厚生年金」平均受給額(月額)
4. 約6割のシニアが「年金収入だけでは暮らせない」
厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」によると、公的年金を受給するシニア世帯のうち「公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯」は44.0%でした。
約6割のシニアが年金以外の収入や貯蓄の取り崩しなどで老後生活をやりくりしていることが分かりました。
少子高齢化が加速していく中、将来的に年金給付水準が高くなっていくとは考えにくいでしょう。
年金収入だけでは生活できないことを前提とした資金計画が必要かもしれません。
5. ねんきん定期便、確認していますか?
本記事では、現在のシニア世代の国民年金と厚生年金の平均受給額(月額)を眺めていきました。
国民年金は約5万円台、厚生年金は14万円前後が平均となりますが、どちらも個人差があるものです。
ご自身の年金見込額は、毎年誕生月に郵送される「ねんきん定期便」で確認しておきましょう。なお「ねんきんネット」ならインターネット上でいつでも確認できます。
終身で受け取れる年金の受給額を把握しておくことは、老後対策の大切な一歩となるでしょう。
参考資料
和田 直子
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)