12月15日は年金支給日!「国民年金&厚生年金」65歳~90歳以上の平均受給額(月額)はいくら?
「年金収入だけでは暮らせない」シニアは約6割
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2023年10月24日、第8回社会保障審議会年金部会で、国民年金の保険料の支払い期間を延長すべきという意見が出ました。
現在の保険料納付期間は、20歳~60歳までの40年間ですが、5年延長し20歳~65歳の45年間にすべきというものです。
国民年金の保険料は毎年度見直しが行われますが、2023年度は月額1万6520円です。この水準で納付期間が5年も延長されれば、ひとりあたり年間約20万円、5年間で約100万円もの負担増となります。
公的年金は「現役世代から老齢年金世代への仕送り」ともいわれ、この構造自体は変わりませんが、人口動向や平均寿命などを鑑みて、細かな制度変更が適宜行われています。
いま現役世代の人たちが老齢年金を受け取る頃には、また少し状況が違っているかもしれません。
老齢年金は長い老後生活において大切な収入源の一つとなります。まだまだ先のこと、と後回しせずに、年金制度の変化や年金の給付水準をウォッチして、老後対策をしていきたいものです。
さて、本記事では、年金支給月にあわせて、現在のシニア世代の年金受給額を眺めていきます。
1. 国民年金&厚生年金のしくみ
最初に、日本の公的年金制度について仕組みを確認しておきましょう。
日本の公的年金制度は「国民年金」と「厚生年金」の2つの制度により構成されています。
「国民年金」は、日本に住む20歳~60歳未満の全ての人が原則として加入する年金です。そして、厚生年金適用事業所に勤める一定の要件を満たす人は国民年金に上乗せする形で「厚生年金」に加入します。
このような仕組みから、日本の公的年金制度は「2階建て」といわれています。
現役時代に加入する年金の種類が「国民年金のみ」か「厚生年金にも加入している」かで、老後に受け取る年金額が大きく違ってきます。
自分がどちらに該当するのか、そしてどのような違いがあるのかを確認しておきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)