要支援と要介護の違い(3) サービス利用方法の違い
介護サービスを利用するためには、ケアプランの作成が必要ですが、要支援・要介護では、ケアプランの作成担当者が異なります。
要支援の場合のサービス利用方法
要支援の方が介護予防サービスを利用するためには、「介護予防サービス・支援計画書」の作成が必要です。
その作成を担うのは、地域包括支援センターです。
地域包括支援センターには、介護予防ケアマネジメントを行う主任ケアマネジャーなどが配置されており、依頼することで介護予防サービスの利用支援が受けられます。
要介護の場合のサービス利用方法
要介護の方で、訪問介護などの介護サービスを利用する方は、居宅介護支援事業者(ケアプランセンター)と契約し、担当のケアマネジャーにケアプランを作成してもらいます。
特別養護老人ホームなど施設サービスを利用する方は、入所する施設に直接申し込みをして契約します。ケアプランの作成担当者は施設に所属するケアマネジャーです。
※編集部より:読者のご指摘を受け、記事内の記載事項に一部修正・加筆をいたしました。お詫び申し上げます。(2023年12月4日 14:58)
参考資料
中谷 ミホ