要介護度には、大きく分けて「要支援」と「要介護」の2種類があります。

厚生労働省の「令和5年版高齢社会白書」によると、65~74歳と75歳以上の介護保険被保険者では、要支援、要介護の認定を受けた人の割合は、65〜74歳では1.4%、3.0%であるのに対して、75歳以上では8.9%、23.4%に。

しかし、「そもそも要支援と要介護は何が違うの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんね。

要支援と要介護では「介護を必要とするレベル」に違いがあり、介護保険で利用できる介護サービスの内容も異なります。

そこで、本記事では、要支援と要介護の認定基準の違いや利用できるサービスの種類、介護度別の支給限度額を詳しく解説します。

これから介護を始める方や介護保険の申請をする方はぜひ参考にしてください。