40歳代二人以上世帯の貯蓄額の分布
- 非保有 :26.1%
- 100万円未満 :11.1%
- 100~200万円未満 :7.2%
- 200~300万円未満 :5.4%
- 300~400万円未満 :5.5%
- 400~500万円未満 :4.2%
- 500~700万円未満 :7.9%
- 700~1000万円未満 :7.3%
- 1000~1500万円未満 :7.4%
- 1500~2000万円未満 :3.8%
- 2000~3000万円未満 :5.2%
- 3000万円以上 :4.9%
- 無回答 :3.8%
- 平均値 :852万円
- 中央値 :250万円
貯蓄額の中央値は250万円となっていて、貯蓄がない世帯は26.1%もいます。多くの世帯では十分な貯蓄があるとは言えず、資産運用の必要性が高いでしょう。
【新NISA】40歳代から始めたらいくら用意できるか
40歳代の貯蓄事情を確認しましたが、40歳代から資産を築く手段として新NISAは有効なのでしょうか。
40歳から積立投資を続けた場合に、65歳到達時点でいくらの資産を用意できるかシミュレーションしてみましょう。なお、運用利回りは年率3%を前提とします。
シミュレーションの結果は以下のとおりです。
【積立金額別】年率3%で積立投資を続けた場合の25年後の資産評価額
毎月の投資額 25年後の資産評価額(元本部分)
- 5000円 223万円(150万円)
- 1万円 446万円(300万円)
- 3万円 1338万円(900万円)
- 5万円 2230万円(1500万円)
- 7万円 3122万円(2100万円)
- 10万円 4460万円(3000万円)
- 20万円 8920万円(6000万円)
*非課税となるのは元本1800万円まで
毎月3万円の積立投資をおこなえば、65歳到達時点で1388万円もの資産の用意が可能です。元本部分は900万円のため、新NISAで投資をしたことにより400万円以上も資産が増えています。
また、月5万円の積立投資をすれば2230万円を用意可能です。2000万円以上あれば、経済的にゆとりのある老後生活を送れると考える人も多いのではないでしょうか。
さらに、月10万円の積立投資をすれば4460万円もの資産を用意できます。40歳代からの新NISAは決して遅くありません。