2018年1月10 日、日本たばこ産業(2914)は、低加熱式たばこ用デバイス「プルーム・テック」(Ploom TECH)の本体であるスターターキット及び専用たばこカプセル「メビウス・フォー・プルーム・テック」5銘柄を、2018年2月5日より、札幌市、仙台市、横浜市、名古屋市、大阪市、広島市の6都市にて発売すると発表した。

同社は、2016年3月に福岡市内の一部販売店及びPloomオンラインショップにて発売を開始以降、2017年6月からは東京都心部においても販売を開始していたが、その販売エリアが2月以降、さらに広がることになる。

「プルーム・テック」は、たばこ葉を燃やさず、高温で加熱もしない、JT独自の“低温加熱方式”を採用したベイパー商品であり、同社では、紙巻たばこの減少をカバーする製品として注力している。

ただし、政府は紙巻きたばこと同様に、加熱式たばこも規制対象とすることを検討中であることや、自民党税制調査会は、急速に普及が進む加熱式たばこを増税する考えであるため、今後の動向には不透明感も漂っている。

LIMO編集部