2023年11月23日(木・祝)に公開された映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』で、にわかに注目を集めつつある滋賀県。予告編でも、滋賀県に関連する台詞がいくつも飛び出していました。

映画を通して、今まで知らなかった滋賀県の魅力を発見できるかもしれませんね。そこで今回は、滋賀県あるあるを7つ紹介します!

記事後半では、東京から滋賀までの交通費の目安などもまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。

【滋賀県あるある1】周辺の府県民との言い争いで使う決まり文句

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周辺の府県民との言い争いで滋賀県民がよく使うフレーズといえば、「琵琶湖の水止めたろか」。日本一大きな湖・琵琶湖を擁する滋賀県だからこそ放てる、パンチのある言い回しです。

琵琶湖は滋賀県の面積のおよそ6分の1を占めており、琵琶湖の水は瀬田川や淀川を通じて京都府・大阪府・兵庫県でも利用されています。

本当に水を止められたら、他の府県民が水不足で困りそうですね。一方で、琵琶湖の水が溢れて滋賀県が水没する可能性があるとの意見もあります。

滋賀県の公式サイトによると、水道用水では近畿1450万人が琵琶湖の水を利用しているのだとか。改めて、琵琶湖の大きさに驚かされます。

【滋賀県あるある2】実は地域によって気候が大きく異なる

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国土地理院が発表した2023年7月のデータによると、滋賀県の面積は4017.38平方キロメートルで、広さは全国38位です。「比較的面積が小さい県だし、気候の差もそこまでないのでは?」と思いきや、そうではないようです。

実際は琵琶湖の東側は平野、琵琶湖の北側と西側には豪雪地帯が広がります。滋賀県米原市にある「伊吹山」という山では、1927年に世界一の積雪量11m82cmを記録しました。

ビル4階に相当する高さは、100年近く経過した今も破られていないのだとか。特に冬は電車に乗って1時間ほど移動するだけでもかなり違う景色を見られるのが、滋賀県の特徴です。