多様なニーズとカーボンニュートラルに応えるパワートレーン
新型クラウンに搭載するパワートレーンは、水素燃料のFCEVと、HEVの2種類。
高性能なFCEVシステム
環境に優しい水素を燃料とするFCEVは走行中にCO2を一切排出しない電動車です。クラウンセダンは、MIRAIと同じ高性能FCシステムを採用し、3本の高圧水素タンクと燃料電池などを搭載することで、1回あたり約3分の水素充填で約820kmの走行が可能となります。
そして、アクセルを踏んだ瞬間からトルクが立ち上がり、FCEVならではのパワーと、モーター駆動ならではの静粛性や乗り心地が可能になっています。
2.5L マルチステージハイブリッドシステム
トヨタとして初搭載される新開発の2.5L マルチステージハイブリッドシステムは、エンジンと2つのモーターに加え、有段ギアを組み合わせることで、あらゆる車速域からのアクセル操作に応える駆動力を実現。
従来はエンジン最高出力を使用できる車速領域が約140km/hからでしたが、このシステムでは約43km/hから使用可能になっています。
また、高速走行時はエンジン回転数を低く抑え、低燃費で静かな走りが可能に。エンジンがダウンサイジングされていても、力強い動力性能と低燃費性能を両立しています。
メーカー希望小売価格
基本的にクラウンセダンのグレードは「Z」のみですが、ハイブリッドとFCEⅤという2つの価格に分かれます。
※この他、クラウン セダンは、サブスクリプションサービス「KINTO」でも扱われ、申し込み受け付けが2023年11月9日にスタートしています。