お金持ちのお金の使い方2選

お金持ちのお金の使い方、クセ、習慣にはどのようなものがあるのでしょうか。

以下に2つ紹介します。

お金持ちのお金の使い方1:必要性を長期視点で考える

お金持ちの人は、「今使ったお金は、先々にどのような影響があるか」をよく考えます。

数百円~数十万円のものまで、支出額に関係なく、ムダだったと後悔するようなものにお金を使いません。

もしかしたら、散財家からは「ケチな人」と映るかもしれませんが、お金持ちにとっては、ムダ遣いをして「本当に欲しいものが買えない…」、「老後生活が窮してしまう…」などの方が大きな問題なのです。

当面、必要なものがあったとしても「中古品で対応できそう?」と思えば、新品に拘りません。

もし、借りて済ませられるものであれば、わざわざ購入もしません。

お金持ちは、必要性が高く、長く使うものだけを新品で購入します。

お金持ちのお金の使い方2:自分軸を究める

polkadot_photo/shutterstock.com

お金持ちの人は、トレンドよりも自分軸を大切にします。

流行は流行。興味が無ければ、全く関心を示しません。

「知らない」で済ませた方が、余計な付き合いを持たずに済むといいます。

一方、自分にとって「価値がある」と感じることには、積極的にお金を使います。

その場合も、無機軸に惜しみなく使うのではなく、何にどのくらいお金を使ってもよいか、予算を設けています。

また、買ったものやサービスも、自分にとって価値を感じたかどうかの振り返りも行います。

そのため、年齢を重ねるごとに、自分軸が磨かれ、買い物で失敗することはほぼありません。

「お気に入りのもの」「長く使えるもの」に囲まれスッキリ暮らすことができます。

ここで紹介した「お金持ち」は、自分なりの価値基準に合わせたお金の使い方ができる人といえます。

とはいえ実際の「お金持ちの定義」としては「純金融資産額(資産から負債を差し引いた額)」がよく使われます。

株式会社野村総合研究所が、2021年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模の各種統計などからの推計結果から、富裕層の5階層を確認してみましょう。