単身世帯では16.9%
続いて、単身世帯の状況を見ていきましょう。
60歳代で3000万円以上の貯蓄のある世帯は16.9%です。二人以上世帯よりもやや少なく、単身世帯の約6世帯に1世帯が該当しています。
単身世帯の平均貯蓄額は1388万円で中央値は300万円という結果となっています。
3000万円以上の貯蓄は、平均貯蓄額の2倍以上、中央値の10倍以上ということになり、ごく一部の方に限られるといえます。
貯蓄額ごとの世帯割合は以下の通りです。
貯蓄額ごとの世帯割合
- 貯蓄なし :28.5%
- 100万円未満 :8.0%
- 100万円以上200万円未満 :5.7%
- 200万円以上300万円未満 :4.3%
- 300万円以上400万円未満 :3.6%
- 400万円以上500万円未満 :2.7%
- 500万円以上700万円未満 :6.2%
- 700万円以上1000万円未満 :4.6%
- 1000万円以上1500万円未満:6.6%
- 1500万円以上2000万円未満:3.6%
- 2000万円以上3000万円未満:6.8%
- 3000万円以上 :16.9%
単身世帯では3000万円以上の貯蓄がある方が16.9%いる一方で、28.5%の世帯が「貯蓄なし」と回答しており、二人以上世帯よりも世帯ごとの貯蓄額に大きな差が生じていることがわかります。