60歳代で「貯蓄4000万円以上」の世帯はどれくらい?

総務省統計局の「家計調査 / 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表」によると、60歳代の平均貯蓄額は「2359万円」となっています。

では、「貯蓄額4000万円以上」の割合はどのくらいいるのでしょうか。

総務省統計局の同調査によると、60歳代の現在貯蓄高の割合は下記のようになりました。

貯蓄額4000万円に到達している世帯は全体の18.11%を占めており、貯蓄割合の中で最も高くなっています。

さらに貯蓄2000万円以上まで世帯幅を広げると全体の45.34%となり、約半数の世帯は老後までに貯蓄ができていることがわかります。

一方で、貯蓄が100万円に満たない世帯が約7%を占めています。

上記から、老後をスタートさせる年代となる60歳代において「4000万円以上の十分な貯蓄ができている人」が約半数ほど占めていますが、中には「100万円未満で十分に貯蓄ができていない人」も一定数いるとうかがえます。