関西弁3. 時代で変化する「行かへんで」

「昨日は雨だったから公園に行かず、家でのんびり過ごした」のような場面で登場する「~に行かず」。

「行かへんで」「行かんで」が使われていましたが、多くの日本語と同様、時代とともに変化しています。

今は「行かんくて」と使う若者も多いです。

関西弁4. 単語のなかに「っ」が入る

関西弁では、単語のなかに「っ」が入ることがあります。例えば「水族館(すいぞくかん)」は「すいぞっかん」、「まつたけ」は「まったけ」という感じです。

朝ドラの台詞を聞くとき、「っ」が入っているか耳を傾けてみるのも楽しいかもしれませんね。

関西弁5. 初対面の人に戸惑われることがある「また~しよ」

出所:LIMO編集部作成

関西をはじめとした西日本では、初対面の人に対しても「また~しよ」と言うことがあります。

「もう一度~しよう」というニュアンスだけでなく、「機会があれば」という意味合いでも「また~しよ」を使う場合もあるので、状況によっては戸惑われることもあります。

関西弁6. 昔のおもちゃ以外のものを指す「コマ」

Sergiy Kuzmin/shutterstock.com

クルクルと回して遊ぶ日本の昔のおもちゃ「コマ」。関西ではおもちゃの「コマ」だけでなく、自転車の補助輪のことも「コマ」と言うことがあります。

補助輪ありのことを「コマあり」、補助輪なしを「コマなし」、片方だけ補助輪が付いている状態を「片コマ」と呼び分ける人もいるそうですよ。