1961年度(昭和36年度)から放送されている連続テレビ小説(通称:朝ドラ)。『おちょやん』や『べっぴんさん』など、関西を舞台にした作品もたくさんあります。

現在放送中の『ブギウギ』も、コテコテの関西弁が魅力的ですね。

NHKの2022年度(令和4年度)決算概要によると、連続テレビ小説を含むドラマの番組制作費は334億円。構成比率は10.5%を占めます。

注目を集める朝ドラですが、舞台となる地域や時代に合わせ、登場人物の台詞に方言が取り入れられるのが特徴のひとつでもあります。

そこで今回は関西弁に注目し、関西人が全国共通と思いがちな関西弁をいくつか紹介します。

朝ドラの台詞に登場したものもピックアップしているので、ぜひ最後まで読んでみてください!

関西弁1. 寒いときに出てくるアレ「さぶいぼ」

2022年度後期の朝ドラ『舞いあがれ!』の台詞でも登場した「さぶいぼ」。共通語だと、「鳥肌」という意味になります。

人によっては興ざめしたりしらけたりするときは「さぶいぼ」、寒さや恐怖を表すときは「鳥肌」と、ニュアンスによって使い分けることもあります。

関西弁2. 別れ際に言う言葉「ほなな」

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関西を舞台にした朝ドラ作品でよく登場するフレーズ「ほなな」。「それじゃあね」「またね」「バイバイ」といった意味で、別れ際に使うことがあります。

ほかにも「ほな」「ほなね」「ほなまた」など、色々な言い方がありますよ。