【女性】日本と世界の労働時間を比較

出所:総務省統計局『世界の統計2023』を参考に筆者作成

女性の全産業の週当たりの労働時間、日本は31時間で33位となりました。欧州の国々と変わらない水準で、労働時間が比較的短い結果に。

1位はマレーシアの42時間。40時間で2位のトルコは、男女ともに長時間働いていることが分かりました。

男女別の労働時間を見てみると、男性の方が長く働いている国が多いのですが、フィリピンは違いました。女性36時間、男性35時間と女性の方が1時間長く働いています。

そして、男女ともに労働時間が少ないのはオランダでした。男性は35時間で、女性は27時間。女性は週5勤務だとすると、1日5.4時間働く計算になります。

1人当たりのGDPを見ると…

いかがでしょうか。今回は日本と世界の労働時間について紹介しました。

経済が低迷している日本のGDPはドイツに抜かれて、世界4位になると言われています。

2020年の一人当たりのGDPは40048ドル(約606万円/11月10日時点)。アメリカは63123ドル(約956万円)、オランダ53334ドル(約807万円)と先進国の中でも低い水準となっています。

苦しい生活が続く日本国民。浮上することはあるのでしょうか。

参考資料

小野田 裕太