勤勉で長時間働くイメージがある日本人ですが、実労働時間はお隣・韓国の方が長いという事実をご存知でしょうか。

そこで今回、総務省統計局が発表した「世界の統計2023」から、日本と世界の労働時間を比較しました。

記事後半では、労働時間を男女別に分けて紹介します。

日本と韓国、男女別週当たりの「実労働時間」を比較

日本の週当たりの実労働時間は、全産業の平均で37時間。製造業39時間、建設業41時間です。一方の韓国はというと、全産業の平均で39時間、製造業42時間、建設業38時間となっています。

全産業の平均を見てみると、日本は37時間、韓国は39時間なので、韓国のほうが週2時間長いことが分かります。

日本と韓国の大きな違いは、女性の労働時間。全産業の男性の労働時間は同じ(41時間)なのですが、女性は韓国の方が週に4時間長く働いています。