3. 資産運用は情報収集が必須
新NISAは2024年の1月から始まります。NISAを始めてみようと考えられているのであれば、まずはNISA口座の開設が必要です。
始めるタイミングやつみたて金額は人それぞれです。
また、新NISAは従来のつみたてNISAに代わる「つみたて投資枠」と合わせて「成長投資枠」を併用することが可能です。
「成長投資枠」はより幅広い金融商品に投資が可能になりますので、ご自身の状況に合わせた運用ができるでしょう。
ただし、運用はリスクも伴ってくるのでご自身での情報収集は怠らず行ってご自身に合った運用を探してみてください。
4. 新NISAのよくあるご質問(FAQ)
新NISAでよく寄せられる質問にお答えします。
4.1 Q1.非課税保有限度額が1800万円ですが、つみたて投資枠だけ、もしくは成長投資枠だけで使い切ることはできますか?
A1.つみたて投資枠だけで1800万円を使い切ることはできます。成長投資枠だけで使い切ることも可能ですが、成長投資枠の非課税保有限度額は1200万円となっています。
4.2 Q2.非課税保有限度額は買付額ベースで管理されますか?
A2.「買付け残高(簿価残高)」で管理されます。また、NISA口座内の商品を売却した場合には、その商品の簿価分の非課税枠が再利用できるようになります。
4.3 Q3.非課税保有限度額を管理するとのことですが、金融機関は変更できますか?
A3.金融機関は変更できます。非課税保有限度額については国税庁において一括管理を行います。なお、金融機関変更の方法やスケジュールはご利用の金融機関で事前に確認しましょう。
参考資料
奥田 楓也