後悔ポイント3. 窓が少ないことに後悔
ご夫婦のコメント
「窓の数が少ないせいで日中でも外から光が入ってこなかったり、風を中に入れることができなくて冷暖房費が高くなってしまうことに後悔しています。」
窓の数を増やせば日当たりや風通しが良くなるため魅力的ですが、プライバシーが気になる方も多いでしょう。
とはいえ、窓の数が少なくてもご夫婦のように後悔するケースもあります。
そこでポイントになるのが、窓の数を減らしても日当たりや風通りを良くする方法です。
- 高窓や地窓を設置する
- 間仕切りを減らす
- 明るい色の壁紙にする
- 間接照明を設置する
高窓や地窓は、換気や採光のために設置できるためおすすめの窓です。
頭上や足元に位置する窓のため、外からの視線も気になりません。
また、間仕切りを減らした間取りにすることで風通しが改善されます。
さらに、壁紙を「白系」などの明るい色にしたり、間接照明を設置したりすることで明るさが保てるため、ぜひ試してみましょう。
注文住宅を購入して満足したポイントも!
ご夫婦の家づくりには後悔だけではありません。
満足ポイントも参考にすれば、理想の注文住宅の購入ができます。
ご夫婦は、以下のような内容を「満足ポイント」として感じているそうです。
- キッチンに天窓を付けたおかげで、電気をつけないでも明るいので電気代の節約になっている
- 和室を作ったおかげで、来客時にここに迎えて接客ができるようになっているので便利で良い
- 玄関に収納スペースを作ったおかげで、外出る時や外から帰ってきた時に簡単にアウターを着れたり脱げたりできる
- トイレを通常よりも広くしたことで、トイレ使用時の圧迫感をなくして快適に使用できるようになった
- キッチンの間取りを広くして「食事スペース」と「キッチンスペース」を完全に分ける工夫をしたら、キッチンスペースと食事スペースの移動で邪魔にならないようになった
このように、実際の生活を経験することで、計画では分からなかった満足ポイントや後悔ポイントに気づくことができます。
ここにある、ご夫婦の満足ポイントをうまく実践してみるのもおすすめです。
【注文住宅】先人たちの後悔・満足ポイントも参考に
家づくりは、60歳代からでも決して遅いわけではありません。
今まで何十年も仕事に打ち込んできたからこそ、定年後の生活を夫婦でのんびり優雅に暮らしてみてはいかがでしょうか。
そしてこの記事でご紹介したご夫婦のように、60歳代から家づくりをしようと考えている方も多いでしょう。
ぜひ、実際に購入した方の「後悔ポイント」や「満足ポイント」を参考にして、後悔しない家づくりに活かしてみてください。
参考資料
- 住宅金融支援機構「リ・バース60」
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大和ハウス工業株式会社「住宅展示場では、家選びの際にこだわりたい “間取り”は参考にならない!?注文住宅購入者の約4割が家づくりに対して何かしら後悔していることが判明」
岩井 佑樹