モバイル・IP関連収入等については、主に映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」関連の売上が当期に発生したことにより、売上高は前年同期比+133.3%の550億円となった。
以上より、当上期の売上高は前年同期比+21.2%の7962億円となった。
なお、そのうち海外売上高は6236億円を占め、海外売上高比率は78.3%にもなる。
任天堂の利益
売上総利益(粗利)は、売上高が増加したことにより前年同期比+20.5%の4720億円となった。
売上総利益率(粗利率)は、利益率の高いデジタル売上比率の低下や他モデルと比較して利益率の低いNintendo Switch(有機ELモデル)の販売割合が高くなったことなどで、前年同期と同水準であった。
営業利益は、売上総利益が増加したことに加え、販管費比率が低下したことに伴い、前年同期比+27.0%の2799億円となった。
経常利益は、営業利益の増加に加え、海外の金利が上昇したことによる受取利息の増加などにより、前年同期比+17.8%増の3800億円であった。
以上より、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比+17.7%の2712億円となった。