年代別の平均貯蓄額をみると、年齢とともに平均貯蓄額は増えて、60歳代では1700万円以上にも達します。
一方で、株式会社ビズヒッツが2023年8月に500人の男女を対象に行った調査によると、実に70%の方が「十分に貯蓄できていない」と回答しています。
今回の記事では、平均貯蓄額や貯蓄を難しくする習慣や理由についてまとめました。
年代別の平均貯蓄額はいくらか
厚生労働省では、世帯主の年齢別に平均貯蓄額を集計しています。その結果は次の通りです。
2022年の年代別平均貯蓄額
- 全世帯平均 :1368万3000円
- 29歳以下 :245万1000円
- 30歳~39歳:717万8000円
- 40歳~49歳:925万8000円
- 50歳~59歳:1248万4000円
- 60歳~69歳:1738万8000円
- 70歳以上 : 1594万7000円
- 65歳以上 :1625万円
20歳代は世帯全体でも平均が200万円台に留まっています。社会人になってまだ年数がたっていないこともあり、潤沢な貯蓄ができている方はそもそも少ないようです。
年代が上がるごとに平均貯蓄額も上がります。
50歳代に入ると住宅ローンなどの借入額より貯蓄額の平均の方が多くなり、60歳代では1700万円台となります。
自分の貯蓄が十分なのか判断できない方は、まずは自分が属する年代の平均を目安にしましょう。