お金が貯まらない習慣と理由4選

アンケートを踏まえると、お金が貯まらない原因は大きくわけて次の4つにあると考えられます。

  • 外食や衝動買いなどの無駄な出費
  • 不必要な大きな買い物
  • 貯蓄・投資を行う仕組みを活用していない
  • 不必要な借入

細かい外食や衝動買いが積み重なった結果、貯蓄ができていないという方は多いと考えられます。無計画な浪費を抑えて、月々の出費を予算範囲内に抑える努力をしましょう。

また、日々コツコツ貯蓄していても、賞与のタイミングなどに大きな買い物をしてしまった結果、思うように貯まらないケースもあります。

本来もっと貯蓄できるはずの資金が、自動車や貴金属など高額な買い物に回ってしまっている方も少なくありません。

「必要な支出が多い」「収入が少ない」という方は一見打つ手がないように見えますが、実は貯蓄・投資を行う仕組みを導入していないことが、隠れた原因の場合もあります。

給与天引きでの財形貯蓄・積立投資で強制的に使えるお金を削ると、残った金額でやりくりする習慣をつけられるでしょう。

最後に、自動車ローンをはじめとした借入を安易に利用してしまう方も注意が必要です。借入が増えるほど、返済と利息支払いで月々の収支が圧迫されて貯蓄が困難になります。

収支を悪化させる習慣を見直して貯蓄を増やしていこう

貯蓄は、月々の収支(収入と支出の差)がプラスになれば自然と増えていきます。

単純な計算にもかかわらず、日々の浪費や大きな出費など何らかの原因でうまくお金を貯められていない方は多数います。

今回紹介したお金が貯まらない習慣に思い当たるポイントがあれば、速やかに見直して月々の家計を黒字化していきましょう。

まずは同年代の平均を目指して、少しずつ貯蓄が増えるよう家計改善に取り組んでみてください。

参考資料

宮野 茉莉子