NTTの通期業績予想
前述のとおり、通期業績予想は当初計画を据え置いている。
進捗率からすると、下期で巻き返しを図ると言える。
NTTの今後について
同社は、決算発表と同日に、May Mobility, Inc.,への出資と同社自動運転システムの日本国内独占販売権の獲得を発表した。
少子高齢化や物流の 2024年問題等を背景に、地域における運転手不足が顕在化しているなか、同社は日本における自動運転技術を活用したサービスの本格実用化を見据えている。
また、最先端の光技術を使って、豊かな社会を創るための構想「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network、アイオン)」について、2025年度末を目標に600名規模の技術有識者を育成し、IOWNの社会実装を図る。
さらに、2023年11月1日、生成AI(人工知能)の基盤となる大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi」を自社開発し、2024年3月から商用サービスを開始すると発表している/。