日本電信電話株式会社(東証プライム、9432、NTT、以下「同社」という)が、2024年3月期第2四半期連結決算(対象期間:2023年4月1日~2023年9月30日)を発表した。

売上高にあたる営業収益は、第1四半期に引き続き過去最高を更新した。

利益は、人件費の高騰等が大きく影響し、減益となった。

セグメントではSIは好調であった一方、固定通信は減益要因となった。

通期業績予想は据え置いている。

NTTの当第2四半期連結業績

売上高を示す営業収益は、前年同期比+1.2%の6兆3645億7000万円となり、上期としては過去最高を更新した。システムインテグレーション(SI)とスマホなどの端末販売が好調であったことが要因となる。

営業利益は、人件費や資源価格の高騰により、前年同期比▲4.6%の9509億4600万円となった。

当社株主に帰属する四半期利益は、税効果会計の影響により前年同期比▲3.7%の6708億4400万円と減益であった。

通期業績予想に対する進捗率は、50%を下回っているものの通期業績予想は据え置いている。