2. ビールの年間支出額はどれくらい伸びたか

ビールに関する年間支出額は対前年同月比でどれほど伸びたのでしょうか?

2023年9月時点の小売価格をもとに、1週間にビールを1パック消費した場合のシミュレーション結果を比較してみましょう。

<2023年9月時点の価格で1週間に1パックのビールを消費した場合の年間支出額>
※2023年9月時点の小売価格をもとに計算したビールの年間支出額(前年同月からの金額の変動幅)

  1. 京都市:6万4636円(+7280円)
  2. 宇都宮市:6万2660円(+6916円)
  3. 立川市:6万2608円(+6708円)
  4. 甲府市:6万3960円(+6292円)
  5. 和歌山市:6万5676円(+6292円)
  6. 枚方市:6万2660円(+5928円)
  7. 徳島市:6万5676円(+5824円)
  8. 佐賀市:6万1620円(+5408円)
  9. 佐世保市:6万2972円(+5148円)
  10. 大阪市:6万4480円(+4992円)

※1パック×52週間で計算

1位の京都市では年間7280円の増加となっています。

1週間に2パックなら1万4560円、3パックなら2万1840円の増加です。

なお、令和4年における京都府の賃金は305.6万円です(出所:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」)。

1週間に1パックのビールを消費した場合、賃金に占める年間支出額の割合は2.12%となります(小数点第三位を四捨五入)。