住宅ローンの固定期間選択型の金利タイプは、借りる人が選択した期間中は金利が変わらない金利タイプです。

固定期間終了後は変動金利が適用され、固定期間が長いほど金利が高くなる傾向にあります。

住宅ローンを検討していて、固定期間選択型を考えている方もいるのではないでしょうか。

今回は、住宅ローンの金利タイプ、固定期間選択型の固定期間について、何年の固定期間が最も選ばれているか国土交通省のデータを元に解説していきます。

1. 令和3年度の固定金利期間別(2年・3年・5年・10年・10年以下その他・10年超)の割合

国土交通省が公開した「令和4年度 民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書」によると、令和3年度の固定期間選択型の固定期間別の割合は以下のようになっています。

  • 固定金利期間選択型10年超:6.4%
  • 固定金利期間選択型10年以下その他:1.0%
  • 固定金利期間選択型10年:47.3%
  • 固定金利期間選択型5年:3.3%
  • 固定金利期間選択型3年:29.3%
  • 固定金利期間選択型2年:12.8%

令和3年度は固定金利期間選択型10年(47.3%)の割合が最も多くなっており、次に固定金利期間選択型3年(29.3%)の割合が多くなっています。