今年もついにプロ野球のクライマックスシリーズが大いに盛り上がりました。

今年はセ・パともに関西勢がペナントレースを圧倒的にリードして、優勝するという1年でしたね。

関西在住の筆者としては優勝セールの恩恵にありつけましたが、出ていくお金を減らすということは、入ってくるお金を増やすことと同様に重要です。

やはり老後資金に回せるお金は、多いに越したことはありません。

そこで今回は、老後世代である70歳代の平均貯蓄額や、年金事情をのぞいていきたいと思います。

「老後2000万円問題」が話題となってはや4年。いまのシニア世代はクリアできているのでしょうか。

1. 70歳代の平均貯蓄額は2411万円

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年(令和4年)詳細結果-(二人以上の世帯)」によると、70歳代以上の貯蓄の平均額は2411万円であることがわかりました。

60歳代の2458万円に比べ、若干減少しているようです。

ただし、平均額は一部の大きな値に引っ張られる傾向にあります。貯蓄額ごとの割合も確認し、分布の様子を確認しましょう。