1.1 1階部分:国民年金(基礎年金)

日本に住む20歳から60歳までのすべての人が原則加入
保険料は全員一律で、40年間欠かさず納めれば満額の老齢基礎年金が受け取れる

1.2 2階部分:厚生年金

会社員や公務員、またパートで特定適用事業所に働き一定要件を満たした方が、国民年金に上乗せで加入
加入期間や、収入(上限あり)に応じて保険料や将来の老齢厚生年金受給額が変わる

本記事では触れませんが、老齢年金以外にも遺族年金や障害年金があります。

2. 「年金が減ってる」はウソ?2023年度の厚生年金と国民年金月額

年金額は毎年改定されています。なんとなく「年金は毎年減っている」というイメージを持たれていますが、実は2023年度には増額となりました。

厚生労働省によれば、2023年度の国民年金と厚生年金の年金額は68歳以上で1.9%、67歳以下で2.2%の増額です。