100円ショップのコンベックスはJIS規格外のものだった

投稿をした@sbtkkさんによると、写真左側にある細いコンベックスは100円ショップで購入したもの。そしてその隣に並べられたのがJIS1級のコンベックスです。

JIS(日本産業規格)とは、日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた国家規格のこと。JIS1級のコンベックスは、JISが定める規格をクリアした精度に信頼のおける商品といえます。

つまり100ショップの商品が悪いというより、JIS規格外のものは誤差が出てしまう可能性があるということのようです。

実際に100ショップの計測道具には「高い精度を必要とされる計測には使用しないでください」といった注意が書かれていることもあるようです。

家具を製作していたときに気付いた

大きな話題を呼んだ、100円ショップで購入した「コンベックス」。

投稿主の@sbtkkさんに話を伺うと、100円ショップのコンベックスは引っ越しにあたって家具配置の検討などに使うために購入したのだそう。

ズレに気付いた経緯についても聞いてみると、「家具を作っていたとき、つい手元にあったコンベックスで寸法を罫書いてしまった。材料の反対側から測ってみたら、どうしても設計と合わないので、もともと持っていたJIS1級のコンベックスで測ったところ、1500mmに対して1mm程度の違いがあった」とのこと。

手元に精度の高いコンベックスがあってよかったですね...!やはり正確に長さを測る必要がある作業では、JIS規格品を使うのがよさそうです。

値段と品質を検討して購入しよう

いかがでしょうか。

今回はXで話題になっている、100円ショップで購入したコンベックスを紹介しました。

あらゆるものが100円で購入できる100円ショップはありがたい存在ですが、アイテムを購入する際は、値段と品質を考慮しながら選ぶのがよさそうですね。

参考資料

LIMO編集部