60歳代で「貯蓄3000万円以上」の割合は?住宅ローンの残高平均も
住宅ローンの残高が「2000万円以上」と回答している割合が最も多い
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2023年に入り、長期金利がじわじわと上昇しています。2023年10月に入り、10年物の国債の利回りもさらに上昇しています。
その結果、日銀が上限として定めている1%の水準に迫っています。長期金利が上昇すると、住宅ローンの金利にも影響が生じるので、今後の住宅ローンの選び方に少なからず影響を及ぼすでしょう。
今回は、住宅ローンを組んでいる60歳代の残高や、貯蓄額について解説します。
60歳代~70歳代の住宅ローンの残高の平均額はいくら?
金融広報委員会が調査した「家計の金融行動に関する世論調査」から、年代別の住宅ローン残高を確認します。
執筆者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士/トータル・ライフ・コンサルタント
立命館大学心理学部を卒業後、大手総合保険代理店で年間300件を超える世帯のライフプランや家計の相談に従事。特定の金融商品だけでなく、幅広く中立的な視点でコンサルティングを実施するため、独立系のFP事務所へと移籍し現在も活動中。FPとしての経験や知識を活かした執筆業も並行して行っており、複数の金融メディアやニュースサイトに月間で20記事から30記事ほど寄稿している。保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、トータル・ライフ・コンサルタント