2023年に入り、長期金利がじわじわと上昇しています。2023年10月に入り、10年物の国債の利回りもさらに上昇しています。

その結果、日銀が上限として定めている1%の水準に迫っています。長期金利が上昇すると、住宅ローンの金利にも影響が生じるので、今後の住宅ローンの選び方に少なからず影響を及ぼすでしょう。

今回は、住宅ローンを組んでいる60歳代の残高や、貯蓄額について解説します。

60歳代~70歳代の住宅ローンの残高の平均額はいくら?

金融広報委員会が調査した「家計の金融行動に関する世論調査」から、年代別の住宅ローン残高を確認します。