トヨタ自動車株式会社(東証プライム、7203、以下「同社」という)が、2024年3月期第2四半期連結決算(対象期間:2023年4月1日~2023年9月30日)を発表した。

日本を中心に、すべての地域で販売台数が増加し、営業利益は前年同期比+124.2%という大幅な増益となった。

上期の好業績や円安により、通期業績予想も上方修正し、最終利益は前期比+61.1%の3兆9500億円と過去最高益になるとしている。

トヨタ自動車の当第2四半期連結業績

トヨタ自動車の当第2四半期連結の営業収益

売上高を示す営業収益は前年同期比+24.1%の21兆9816億円1700万円であった。

  • 連結販売台数:前年同期比+14.1%の474万4000台
  • レクサスを含めた販売台数:前年同期比+9.1%の517万2000台
  • グループ総販売台数:前年同期比+8.3%の559万6000台

となり、すべての地域で販売台数が伸びたことが要因となる。

特に、日本では前年同期比+23.3%と増加数が顕著である。

なお、電動車の販売は総販売台数の35.3%となり、前年同期比+35.3%の182万6000台となった。内訳は以下のとおりである。

  • HEV(ハイブリッドEV):前年同期比+33.5%の169万5000台
  • PHEV(プラグインハイブリッドEV):前年同期比+61.7%の7万台
  • BEV(バッテリーEV):前年同期比+598.9%の5万9000台
  • FCEV(燃料電池EV):前年同期比+77.2%の3000台