トヨタ自動車の当第2四半期連結の営業利益

営業利益は前年同期比+124.2%の2兆5592億円9400万円であった。

増益要因は、やはり販売台数の増加や海外での価格改定によるものが大きい。

所在地別で見ても、すべての地域で増益となっており、なかでも日本が利益額でも利益率でも突出している。

その他の地域でも販売好調であったものの、中国を含むアジアでは値下げを実施したことで利益率は横ばいであった。

トヨタ自動車の中国事業

中国事業は、同社の強みであるハイブリッド車の堅調な需要によりトヨタ・レクサスの販売台数は維持している。

しかしながら、連結子会社および持分法適用会社ともに収益性が悪化している。

中国ではBEVの普及率が飛躍的に伸びていることから、同社は値下げ販売せざるを得ず、減益となったと言えよう。