パナソニックホールディングス株式会社(東証プライム、6752、以下「同社」という)が、2024年3月期第2四半期連結決算(対象期間:2023年4月1日~2023年9月30日)を発表した。

車載電池事業に対するアメリカ政府の補助金のほか、子会社の解散に伴い法人税負担が減ったことが大きく影響して、最終利益は過去最高益となった。

事業環境の変化を踏まえ、通期業績予想は下方修正を行った。

パナソニックホールディングスの当第2四半期連結業績

「オートモーティブ」「コネクト」「車載電池」の販売増に加え、為替換算の影響もあり、増収となった。

車載電池事業に対するアメリカ政府の補助金が大きく影響し、営業利益は前年同期比+28.8%の1928億3500万円と増益であった。

親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比+168.7%の2883億7900万円の大幅増益となったが、上記の補助金のほか、子会社の特別清算に伴い税負担が減少したことが影響した。