KOKUSAI ELECTRIC、上場前の年度連結決算(2023年3月期)
売上収益は、装置の売上が減少したものの、サービスの売上が過去最高を更新し、全体では前期比+01%の2457億2100万円であった。
半導体デバイス市場は、スマートフォンやパソコン等の電子機器の需要低下を受けて、メモリーを中心に半導体デバイスの需要が停滞していた。
また、米国政府による先端半導体関連製品の対中国輸出規制強化の影響もあり、韓国、台湾、米国等の大手半導体メーカーで設備投資が先送りされている。
装置売上収益はその影響により、減収となった一方、部品やレガシー装置等のサービス売上収益は大きく伸張した。
- 中長期的な成長に向けた研究開発費、販管費の増加などにより、
- 営業利益:前期比▲20.6%の560億6400万円
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:前期比▲21.5%の403億500万円
となった。